歯を失う原因は

花が順々に咲いて楽しい春ですね。花粉症の方は辛い春でしょうか。

今日は歯を失う原因についてお話します。

若い人が歯を失うと言えば、虫歯が原因の1位です。

小さい頃は親御さんに歯磨きをしっかりしなさいと注意されましたね。

中高年になってきても、原因に虫歯はあります。

しかしながら中高年、特に45歳を過ぎると、歯を失う原因の第1位は歯周病です。

人生の折り返し地点にさしかかり、免疫力も下り気味になる頃、歯周病菌もお口の中で繁殖の時を待っています。

歯周ポケットが深くなると、虫歯のないきれいな歯でもぐらぐらとしてきます。

歯を支える骨は一度溶けてしまうと元には戻りません。歯茎を健康に保つことが大切です。

歯の寿命を長くするのも、短くするのも自分自身の心がけです。歯周病は立派なお口の病気です。

日々の歯磨きをきちんとして、かかりつけの歯医者さんで定期的にお口の点検をしてもらい、歯垢や歯石を取り除いてもらいましょう。

80歳で20本の歯を残せるように、おいしく自分の歯で食べられるように、お口の健康を維持していきましょう。